私が初めて食べに来たのは、1990年台末か2000年ぐらい。
まだ、全国的な讃岐うどんブームが起る前で、ネットで検索すればなんぼ
でもうどん屋さんの情報が得られるという状態ではない頃だった。
1998年ぐらいに香川から大阪に初めて出てきた時、とある「讃岐うどん」
の看板を出してるうどん屋に入って、食べて・・・その不味さに愕然として
いた。(現在は、そのお店も無くなってるのを確認済み。)
その後、『たけちゃんの大阪讃岐うどん情報』というHPに辿りついて、片っ
端から良い評価のお店に食べて行った。
その中の一つにあったのが谷六の"ふぅふー亭"。

今でこそ、関西で美味いうどん屋は沢山あるど、BK(※)時代より前から、手打
ちでしっかりした麺を食べれるお店として、貴重な存在だった。
※BK=「ビフォアー釜たけ」。釜たけうどんオープン付近から関西のうどん屋さん
の状況が劇的に変化したと感じられることから、そう呼んでるだけ。
一応、ちゃんと写真を残している範囲では、2006年と2007年の写真が残って
いる。という事は、約11年振りって事になるね。
2007年の頃から外観を比べると、お店右側の提灯がなくなり、暖簾が変わっ
てるね。

メニューは相変わらず、「釜揚げ・ぶっかけ・ざる」の大・中・小(釜揚げは特も
ある)。これは、ブレてないと表現したら良いのかは解らない。が、この3種で
今もなお続けているというのは凄いと感じる。
さて、ってな訳で、『ざるうどん・中(800円)』を注文です。
注文してからうどんが茹で始められ、しばらくして運ばれてきました。
そらもう、11年も前の事なんて覚えてない・・・。が、麺をつけダシに漬けて、
チュルっと一口食べた時に、「そう!この独特のつけダシ!」って思った。
これを何と表現できるのか、それも難しいのですが、濃いという感じでは
ないけれでも、味が強めなキュッと辛目。

そして麺。やや芯のあるバキッとした麺。
それは、グミ感ある麺に対してバキッとと表現する「バキッ」ではなく、
やや固い感じのバキッとした印象だ。でも、麺はそれほど太くもないので
固っ!という感じにはなっていない。
ある意味、今の関西讃岐系とは違う路線。それも、今の主流から分岐して
の形ではなく、今の関西讃岐の流れが分岐する前の源流を汲んでいる
という印象だ。
【過去のふぅふー亭】
2007年04月16日・・
極さぬ巡礼(3月27日)2006年07月01日・・
大阪食べ歩日記 No.5●店名:ふぅふー亭
●住所:大阪府大阪市天王寺区上本町3-1-2
●営業時間:11:00-18:00
●定休日:日・祝・第3月曜
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Twitterでつぶやき中。mitukiで検索すればそれっぽいのが出てくるはず・・