今朝、雀さんからメールが届いた。
「皆から沢山の問合せを頂きましたので、今から行ってきます。」
流石、この辺りの行動力は今や関西讃岐うどんファンの中でもピカ一。
ご存知の方も多いと思うが、ブログ「『讃岐うどん』と『食堂』 『讃岐うどん食堂』」
の方のお店で30日にオープンしたばかりの新店『御馳走UDON LIFE うれう』。
ブログをご覧になった方には複雑な思いの方もいるとは思うが、私自身は
「旨そうなうどんやなー、いっぺん食べてみたいなぁ」と言う思いも含め見ていた。
ようやく、そのうどんが食べれる日が来た。
今日は仕事。
しかしながら、いてもたってもおれず仕事を切り上げ、玉出に向かった。
11時29分到着。
店の前には10人近い行列ができており、開店と同時に店にほぼ満席近くに。
あれ?私の前に並んでる人、どっかで見た記憶が・・・。誰やっけ・・・。

※↑写真は食べ終わった後で撮りました。
その後、少しして
雀さん登場。
ご自宅から、歩いてきたそうな。


※↑メニューは、クリックすると拡大できます。
さーて、何を食べようかなぁ。
かけも食べておきたいし、鶏もきになるし、竹輪も気になる・・。
雀さんとも相談しあい、私が鶏、雀さんが竹輪、かけをわけわけする事に。
やはり昨日オープンで、オペレーションも不慣れな部分も見受けられ、
暫く待ってうどんが登場。まぁ、この辺りは時間と共に改善するでしょう。
『かけうどん(480円)


ブログでもコダワリを見せておられた、ダシを頂いてみる。
ふむー。色は薄めながら上品な感じで、あっさりとした仕立て。美味いね。
しかし、感じるのは、これでは麺と一緒に食べるとダシが負けちゃうんじゃないか。
以前、私もかけダシを作った時、香川の某うどん店大将から「すまし汁にするなら
間違いなく美味い。でも、かけダシにするなら弱いんちゃうかな。」と言われ、
実際にうどん食べると、「あれ?ダシの感じが消えた・・」と勉強させてもらった
事があったが、その事を思い出した。
そして、麺をズズズ~っと。
んー、やっぱりダシが弱いかな・・・、でも、トータル的には讃岐に近い雰囲気。
麺は一度水で絞めてから温めており、プリモチ!
生姜があれば、ダシもキリッとして良いかなぁとも感じる。
器、これ良いね!デカ過ぎず、片手で持って食べるには丁度良いサイズ。
まぁ、大将ご本人が"ダシは淡い味"を目指してらっしゃる様なので、
これはこれで一つ完成系なのかな。
続いて『鶏ぶっかけうどん(880円)』。


まずは、麺だけをチュルリ。
キュッツっとエッジの立った、やや細目でグミっとしたコシながら、粘りは
そんなに強くないので歯切れ感もある。かけの時ては麺の印象が変わるね。
ぶっかけダシは、甘辛さが前面に出ており、これは麺と絡んで良い感じ。
鶏は下味が付けられており、ジューシーさよりも、下味と鶏の旨味が出ている。
これなら、何個食べても胸焼けする感じは無さそう。
この辺の一仕事が『もっと美味くなるはず』という所なのかな?
何より「おっ!」っと思ったのは天かす(揚げ玉)。
片栗で竜田揚げ風の揚げ玉がサクッっと面白い。
『竹輪ぶっかけうどん(800)』

本来は、ここに温玉も乗って850円。
開店時に大将と雀さんの隣に座っていたお兄さんの会話で聞こえたのは、
「今日は、温玉を作るのに失敗した」とのこと。
『牛煮込みうどん(780円)』
雀さんの隣に座っていたお兄さんの注文したうどん。

粉を昼営業と夜営業とで変えている様で、機会があれば夜の麺も
食べてみたいんやけど、いかんせん玉出に行く用事が・・・・。
あと、品代は全体的に高めと感じるかなぁ。良い材料を使ってる分、
それがコストとして跳ね返ってきている様にも感じられました。
この辺りは雀さんのブログにも同じ様に書かれていましたが、
品代を考え、ブログで作られていたうどんのイメージからは、食べた時に
「おお!すげェ!」と感じるインパクトには欠ける部分はあったなぁと。
しかしながら、新店としては十分美味しい・十分なレベルと私は感じた。
恐らく、今後も改良を加えよりレベルを高めていかれると思うので、
2~3ヶ月後・半年後等、時間置いてどう変わるかと楽しみなお店です。
※最初に私の前に並んでいたのは、『ゆきの』の大将でした。
●店名:御馳走 UDONLIFE うれう
●住所:大阪市西成区玉出中2-13-23
●営業時間:11:30-15:00 17:00-22:00
●定休日:未定
←美味しそうに写真撮れてる? m(_ _)m