ご存じ椎名林檎さんがソロ活動の後に結成したバンド、東京事変。
結成初期には先日
『本日のBGM 「ダイキライ feat.HIRO:N」/H ZETT M』や
『本日のBGM 「ベッドルームで飛びはねろ」/H ZETT M』に書いたH ZETT Mこと
鍵盤・H是都Mが参加していたバンドです。(現在は、脱退している。)
久しぶりにCMで聞いて「おお!!」と感じた1曲でした。
恐らく、ヘビーな椎名林檎ファンとしては曲調等に「?」と思う方もいたの
かもしれませんが、疾走感溢れる楽曲は、これまで東京事変をあまり
聞いた事なかった人を振り向かせる1曲となったのではないでしょうか。
ふと、私が初めて聞いた時に思ったのが「前にもこういう内容あったなぁ・・・」でした。
よくよく思い出すと、ソロ椎名林檎時の『ギブス』と繋がる。
簡単にまとめると、
『ギブス』では、
"私が古くなるから写真を撮らないで。明日の事は判らない。だからぎゅっとしていてね"
今回の『閃光少女』
"現在が確かなら万事快調、明日には全く覚えてなくてもいい。切り取ってよ、一瞬の光を。
写真機はいらないわ、五感を持ってお出で"
時間の経過がありソロ椎名林檎から東京事変となった今でも、
椎名林檎さんの根底にあるモノは変わっていない。
しかしながら以前より、生へのポジティブさが伺える。
「今」という地点の在り方への拘り。
それが、椎名林檎さんの1つの魅力でしょう。