関西のうどんは"あつあつ"だ。

"ひやあつ"じゃない。"あつあつ"だ。
こんな会場で・・・・

時間がくると、こうなって・・・

会場が、こんなになるぐらい。

例年の通り、麺通団京都支部長別府さんの号令で、釜たけうどん大将たけちゃんさん
のあいさつで始まる。今年の乾杯の音頭は阪急百貨店の凄腕バイヤー薬師寺さんの音頭。
まぁ、もう10年ちょい前に、香川県から大阪に出てきた時、フラッと入った讃岐うどんの
看板を掲げてたお店の不味さに、「こんなんに、500円も取るんか!」とブチ切れそう
になった。
高さと不味さに驚いたのと、"ぬるい"うどんの概念が殆どなかった事にも驚いた。
その内、HP等を通してうどん好きが集まり出して。その頃は、"関西うどん新麺会"
なんて名前はなく、最初はただのうどん好きの新年会という感じだった。
それから、年々集まる規模が大きくなって、ブログというWebコンテンツが発展して
更にその繋がりが広くなって。なんちゅーか、感慨無量?って感じ?
新麺会と言う名の新年会。多分、会社とか何らかの組織・組合じゃなく、ここまでの
人数が集まる様な新年会は、他にはそうは無いんじゃないだろうか。
繋がるキーワードは“うどん”。
やっぱり、BK(ビフォアー釜たけ)・AK(アフター釜たけ)では、関西のうどん界は
大きく変わったと思う。
美味い店も格段に増えたし、多くの人が知るお店が増えた。
今年は、こんなにものうどん屋さんが集まった。

1回目から参加している私としては毎年毎年「どんだけ増えんねん!」と驚き。
今年は合計200人前後ぐらいの人が集まった。

そら、食べ物も「あっ」ちゅー間に無くなるわ。
特に大阪を離れ岡山へ来て、時折それに触れると、今まで以上に「どんだけ関西の
うどん会は熱いねん!」って感じる。本当に"あつあつ"なんです。
ブロガーやうどん好きは、美味いうどんが食べたい!と思い。
うどん屋は互いに良きライバルとして切磋琢磨しあってる。
そのぶつかり合う熱さが関西にはある。

香川でも若手勢力の台頭や讃岐うどんブームの再来を狙ってか讃岐うどん界を
盛り上げ様と画策する人がいたり。
この熱さ、岡山にも持ってこれんかな~・・・。
企画するならあの方なんやろうけど、面識もなんもないからなぁ・・・。
それに、岡山のうどん屋の繋がりって師弟関係しかなさそうやし・・・、今んとこ、当たり
前っちゃ当たりやけど結構クローズな状態やと思う。
まぁ、クローズながらも切磋琢磨しあってんならまだいいんやけど・・・。

なんとかならんかなぁ。
やっぱり、関西うどん界は熱いし明るい。
久しぶりにこの熱さに触れて痺れた。


香川でも新しい世代が力をつけてる。関西もこれから開業すると続く人が一杯いる。

どこかのブログで見たのか、誰かから聞いた話だったか忘れたが、「うどんを
盛り上げ引っ張る次の世代が居ない。」という話。うどん屋はいるんだ。
私も30代になってしまったが、この日集まった人々の中でも、まだ私は少し下になる。
てか、こういう集まりでは未だに年齢は下・一番下って事が多い。
次は俺が引っ張る!なんて大それた事を言うつもりも考えても無いが、うどん界が
盛り上がって何が悪い。これからももっともっと盛り上がる。
しかしながら、世間的なイメージはラーメン>うどんやろう。
美味いうどんはラーメンにも負けてない。美味いもんはうどんもラーメンも美味い。
だったら、うどんだって盛り上がったって良いじゃないか、庶民的なイメージだって
やり方一つで華のある商品へ昇華する。
うどんを舐めんな!
小麦粉と塩と水で作ったものに醤油かけただけで、美味い麺はどんだけ美味い事か。
美味いうどんなら醤油すらいらんと思う事だってある。
ラーメンにはこんな食べ方は出来ないやろう。
いや。ごめんなさい。ラーメンを敵対視してる訳でも、嫌いな訳でも無いんです。
ラーメンさんが好きです。でも、うどんさんの方がもーっと好きです。
今年も、はるばる東京からやって来られた、エン座の加藤さんの
「うどん!万歳!!」の万歳三唱で会がしまる。

そうやって、これからもうどん食べながら、美味いうどんに出会えたら密かに喜び、
美味いうどん屋ないかな~ってワクワクしながら、熱い魂のこもった痺れる一杯を
求て食べ歩くんだろうなー。そういうのを私は食べたい。


そんな事をPHSのメールに下書きを作りながら、岡山へ帰る。
やっぱ、「関西のうどん屋の火が消える日」というのは、ある意味面白い言葉やわ。
今回の戦利品。

関西のうどん界は"あつあつ"やけど、私はやっぱうどんは"ひやあつ"が好き。
あっ・・・今年のうどんの持ち込みは、どこのお店のやったんやろ・・・?
・・・早く、大阪に帰りたい!!!!!!!!!!
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